この建物の中にその翡翠の仏様がいるわけではない。ここにはそれぞれの願い事がかなうお寺(建物)が入ってる。その一つに男の子が生まれますようにのお寺もあった。
| 中国ではまだ一人っ子政策が取られてるので、家族に赤ちゃんは一人だけ。家の名前を告がせたかったらもちろん男の子がいるわけで、ここで見た祈願者は本当に丁寧にお参りしてた。床に敷かれた絨毯の上に膝間づいてお祈りしてた。ところで、メインの翡翠仏は残念ながら撮影禁止。でもそれは結構大きかった。多分3メートルの高さとか言ってたような。そんなに大きくは見えんかったけど。 |
| なんとも中国映画のシーンに出てきそうな感じ。 |
透明の瓶は色んなお茶が入ってる。中には砂糖も入ってないのにほんのり甘いお茶があり、葉っぱを食べてみると、ものすごく甘かった。中国の人はぐっすり眠れる用のお茶とか、ストレス解消のお茶とか、体重を落とすお茶とかやら、色んな効能のあるお茶をその時々で飲み分けてるらしい。
この過去15年ほどで見違えるほど変わった上海。でもその町並みにはお金持ちや外国人だけではなく、昔からそこに住んでて、でも新しい高層マンションに入る余裕のない人たちの暮らしぶりが垣間見られる。
ガイドさんの話によると、27歳の彼女は昔、おじいちゃん、おばあちゃん、お父さんお母さんとの5人暮らし。住んでいたところは10平方メートルくらいの(乗ってた20人くらい乗りのバスを、このくらいの大きさといってた)部屋にカーテンで仕切って暮らしてたそう。それが普通だったらしい。ワンルームだけで、台所は外で近所の人と共同。トイレなんて、もちろん水洗じゃなく、地面に大きな木箱を埋めて穴を開けたものだったらしい。定年になった人の話でなくて、27歳の女の子の話がこれ。なんか共産主義ってこんなんかと思わされる。(今も中国は一応共産主義。でも、中身は資本主義と同じよう。)そんな今、彼女はアパートをふたつもってるという。
収入はと言うと、昔は政府に勤めてる彼女のお母さんの給料は4ドル程度だったらしい。個人経営の工場で働いてる人たちは9ドル。(多分一月)だから、彼女の家族は貧しい方だったらしい。それがあれよあれよと数年(3年ってゆったかな?)のうちにお母さんの給料は急上昇。今は400ドルくらい。それが個人経営で働いてた人たちはと言うと、ほとんどの人たちが仕事を失ったらしい。急成長で倒れていく会社がいっぱいあるそう。彼女が言うには平均収入は今、400ドルくらいってゆってた。と思う。この辺が曖昧。でも日本や他の進展国に比べると遥かに低かった。それなのにスターバックスでは他国と同じ値段でコーヒーを売ってるから、不公平だと言ってた。こんなに急成長した上海。コーヒーを買うのではなくて、その3ドルするコーヒーを買える自分に満足する満足感を買ってるかのよう。
そんな上海を見て、5・60年前の戦後の日本を考えてみた。多分似たような感じやったんと違うかなと思う。どんどんと急成長していく日本は国全体が一体となって「金持ち」になるのを願って私たちのおじいちゃんおばあちゃんは一生懸命働いたんじゃないかと。
いろんな国に来ると、本当に色んなことを習う。「今」だけを見るんじゃなくて、「昔」の人たちがいたから「今」があるんだなぁと。中国だけでなく、他の進展国も含めてその「昔」といずれかは思われる「今」を頑張ってるんじゃないかと思ったりする。



















